契約編の世界観
契約編 第1章「契約」
グロウとダンは近くの街を目指していた。二人が出会ったあの日、さまざまな世界を旅しているというダンに興味を持ったグロウは、放浪の旅にむりやり同行してきたのだった。
その途中、火山が動き出した。火山だと思っていたものはスピリットだったのだ。そのスピリットは『魂ノ石板』に力を奪われ狂暴化しているようだった。
放浪者であるダンには戦う術はなく、グロウの攻撃も歯が立たない。絶体絶命のピンチだ。そのとき、ダンが持っていたデッキが光り輝く。デッキからドローしたマジックカードを火山スピリットに向けて掲げるとカードから炎が放たれた。これなら戦えるかもしれない。
次にドローしたカードはダンも知らないスピリットカードであった。そのカードを掲げるとカードから放たれた光がグロウを包み、その姿を皇獣へと変えていった。
皇獣となったグロウの炎は今までとは比にならないほどの熱量で火山スピリットへ襲い掛かる。その攻撃を受けたスピリットはダメージを負ったようだが、倒しきるには至らない。
まだ、足りないか……。ひと際赤く輝くカードをドローしたダンは、グロウに向けて叫ぶ。
『魂ノ石板』によるスピリットの凶暴化が起きつつある世界『レクリス』。二人は共に世界を救う旅に出ることとなる。そして――
2章へ続く
その途中、火山が動き出した。火山だと思っていたものはスピリットだったのだ。そのスピリットは『魂ノ石板』に力を奪われ狂暴化しているようだった。
放浪者であるダンには戦う術はなく、グロウの攻撃も歯が立たない。絶体絶命のピンチだ。そのとき、ダンが持っていたデッキが光り輝く。デッキからドローしたマジックカードを火山スピリットに向けて掲げるとカードから炎が放たれた。これなら戦えるかもしれない。
次にドローしたカードはダンも知らないスピリットカードであった。そのカードを掲げるとカードから放たれた光がグロウを包み、その姿を皇獣へと変えていった。
皇獣となったグロウの炎は今までとは比にならないほどの熱量で火山スピリットへ襲い掛かる。その攻撃を受けたスピリットはダメージを負ったようだが、倒しきるには至らない。
まだ、足りないか……。ひと際赤く輝くカードをドローしたダンは、グロウに向けて叫ぶ。
- 放浪者ダン 「緋色の炎よ、契約に従い、我が相棒の龍皇の力を目覚めさせろッ!
緋炎龍皇グロウ・カイザー! 契約煌臨ッ!!」
- 緋炎龍皇グロウ・カイザー
- 「くらえッ! 必殺! 灼炎轟龍拳――――――――――ッ!!」
- 相棒竜グロウ
- 「ダン、さっきオレのこと相棒って言ったよな! 契約しようぜ、相棒契約だ!
今日からオレは相棒竜グロウだ!」
『魂ノ石板』によるスピリットの凶暴化が起きつつある世界『レクリス』。二人は共に世界を救う旅に出ることとなる。そして――
- バット
- 「あわわわわっ、け、決して貴方たちの後をつけていたわけでは……ちょっと、この先一人で行くのは怖いなぁって思っていたのは内緒であります!」
- ランポ
- 「へぇ〜ダンたちは森の外からきたんだ。ぼく、あんまりこの森から出たことなかったからさ~、お外の話聞かせて聞かせて〜」
- スターク
- 「ワタシは地面に埋まっていたのですか……救助してくださりありがとうございます。理論上は上手くいくはずでしたが、空を飛ぶのは中々上手くいきませんね」
- フェニル
- 「ふ~ん、あなたがダンね? あなたといると不思議なことがたくさん起きて楽しそう。ねぇ! あたしも付いていっていい?」
- シャック
- 「貴殿らか、石板の周りをウロウロしていたっていうのは。俺様の国での悪事は許さん。……なに? 石板の調査をしていただけだと? うむ、では許す!」
2章へ続く
- ???
- 「6体のスピリットとダンが出会い、契約を結びましたね。これで事態は進展するはずです……」
- ???
- 「ああ、そうだといいけどな。オレの方も準備を進めておこう」