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ルール

禁止カード、制限カード指定

指定されているカードは大会レギュレーションによって、
公式・公認大会で使用が禁止・制限されます。

バトスピのデッキは、入れることのできる同じ名前のカードは3枚までですが、公式・公認大会などで行われるバトルではカードによってデッキに入れることができる枚数を禁止・制限しているものがあります。
禁止・制限カードには禁止カード/制限カード<1>/制限カード<2>/制限カード<20>の4種類あり、それぞれデッキに入れることができる同じ名前のカードの最大枚数が設定されています。

ここで禁止・制限カードに指定されているカードは、リスト更新タイミングのゲーム環境によっては解除される場合もあります。ご注意ください。

我々《バトスピ特別調査室》は、常に、より楽しくバトルスピリッツを遊べるようにTCG「バトルスピリッツ」のゲームバランスを考察しています。
今回、現在の対戦環境の整備と、新しい環境の事前整備として、以下のカードを2024年3月30日からの禁止制限に追加いたします。

現在のゲーム環境は昨年度から引き続き、様々なデッキが活躍できる環境である反面、一部の強力なデッキタイプが長期間にわたり、高い使用率及び勝率を出している状況が続いていると認識しています。
また、相手の行動を大きく阻害するメタカードに関して、メタカードを使用することでスピードの遅いデッキの勝利に貢献している側面は認めつつも、メタカードを使用された側がそのメタカードを対処することが非常に困難な状況がバトラーに大きなフラストレーションを与えてしまっております。
そして、来年度の新シリーズ『契約編:真』より始まる、『契約創界神ネクサス』の登場に当たって、新環境のゲームバランスを考慮したカードプールの調整を行います。
これらの問題を解決し「バトルスピリッツ」をより楽しんでいただけるように、今回は以下の3つの観点から、禁止・制限の改訂を行います。

① 大会環境でさらに多くのデッキが使用できるよう、ループのような大会運営に支障が出るデッキや、使用率と勝率が高いデッキに対して、禁止制限いたします。

「ダークイニシエーション」は、これまでも様々なカードと組み合わせてループを可能にするカードでした。
近年、「ダークイニシエーション」を使用したループが大会でも見受けられ、時間切れによる両者敗北など正常な大会運営を妨げる事象が確認されたため、ゲーム性や大会の運営を阻害するカードとして、今回、制限カード<1>を経由せずに禁止といたします。

「イノレーサー」と「ヴィルカイックビーチ」は、「相棒鮫シャック」をはじめとする系統:「蒼波」を中心にしたデッキで多く採用されているカードです。
特に「蒼契約」デッキは登場時から高い使用率と勝率をマークしていました。
前回の「アントラーウミウシ」の制限で多少スピードは抑えられましたが、それでもカウントの増加が他に比べて非常に早く、先攻2ターンで勝利する場面も多く見られます。
さらに、この2枚は他の青のデッキでもカウント増加を容易にすることが可能です。
そこで、「蒼契約」デッキのスピード、勝率の低下および、青いデッキ全体のカウント増加スピードの抑制を目的として、カウント増加やソウルコアの回収などの役割を果たす2枚をどちらも1枚制限といたします。

「ゴッドシーカー 超星使徒タルボス」は、「超星」デッキのエンジンとなるカードの1枚です。
「超星」デッキも長い間高い勝率をマークしており、幾度かの禁止制限改訂で弱体化を試みましたが、依然としてデッキパワーの高いデッキの1つとして君臨し続けています。
そこで、再度「超星」デッキの弱体化を図るため、召喚時のサーチ効果に加え、低コストのスピリットすべてが相手の効果を受けなくなる効果によって強力な足場を固める、一方的に有利な展開を行えてしまうため、1枚制限といたします。

また、大会環境という観点でデッキの使用率を考慮すると、「テッペンバディ アイボウ」を中心とした「アイボウ突契約」デッキや、「相棒魔卿ジャバド」を中心とした「獄契約」デッキも高い使用率ですが、その勝率や対戦内容まで含めて検討を行った結果、今回は使用率や勝率は許容範囲内と判断し、禁止制限には加えませんが、引き続き注視して参ります。

② 相手の行動を大きく阻害するメタカードのうち、手元やミラージュなど対策が困難な領域で発揮する効果については、ゲーム展開やデッキ構築の幅を狭めてしまう可能性が高い点について改善が必要と考え、禁止制限いたします。

「バインドエッジ」と「バタフライジャマー」は、ミラージュ効果で、アタックステップ開始時に相手スピリットを重疲労できる非常に強力な効果を持ちます。
これにより契約スピリットを含めて1体もアタックできず、アタック時にカウントを貯めるデッキの多くが機能しなくなります。
また、その効果がミラージュという対戦相手が破棄することが難しい領域で発揮し、【装甲】などの耐性以外ではその効果を止めることが難しく、対処が非常に困難になり、一方的なゲームとなるケースが多く見受けられます。
さらに創界神ネクサスのコアもボイドに置くため、前回はゲームスピードの調整のため動向を注視するに留めていましたが、後述の③の理由も加味し、今回制限カード<1>を経由せずに禁止とさせていただきます。
同様に、現在、制限カード<1>である、「スワロウテイル」(リバイバル)と「セクシーバズーカ」もミラージュ効果で、召喚時効果と《神託》を止める効果が強力であり、また、《神託》を止める効果は後述の③の理由も加味し、禁止といたします。

「七大英雄獣ヘクトル」も同様に、対処が困難である手元から、多くのドロー効果を妨害する強力な効果をお互いとはいえ、ステップの制限もなく常に発揮し続けるため、制限カード<1>を経由せずに禁止とさせていただきます。
同様に、ミラージュ効果でドロー効果を妨害する、「ドローンアント」と「スカラベビートルドローン」は、同様の理由ではありますが、効果対象が「七大英雄獣ヘクトル」よりも狭いことを加味して、1枚制限といたします。

同様にミラージュ効果で強く相手を妨害するカードのうち、使用率が高いものとして「インクリース」がございますが、カウント6以上で、さらに重疲労する効果が別途必要であり、効果発揮に条件があることから、今回の禁止制限には加えませんが、引き続き、動向を注視いたします。

③ 新シリーズ『契約編:真』での「契約創界神ネクサス」の登場に伴い、創界神ネクサスの運用や《顕現》による効果での召喚が重要となるため、『契約編:真』での想定されるゲーム環境を考慮したうえで、バランスを損なう可能性の高いカードについて事前に禁止制限を行い、新しい環境の整備を行います。これらのカードに関しては、将来的に効果による召喚や創界神ネクサスの採用率が下がった際などに制限の解除を検討する予定です。

「月鬼城」は、本来のコストを支払わずに召喚する効果に対して非常に強い妨害効果を持ちます。
今期は《契約煌臨》を主なギミックとしていたため、まだ対応が可能でしたが、新シリーズの新効果である《顕現》を容易に妨害することが可能です。
同様に、「ヴァンピーアヴォルク」も《顕現》を妨害することに加え、今期の《契約煌臨》も含め、ソウルコアを使ったギミックすべてを容易に妨害することが可能です。
さらにこれらの強力なメタカードの使用率が高まることが予想されることに加え、どちらも紫のカードであることからこれら2種を構築した紫のデッキの台頭が予想されるため、制限カード<1>を経由せずに禁止といたします。

「宇宙世紀憲章」は、創界神ネクサスにコアを置くスピードを遅くし、創界神ネクサスのギミックを著しく制限してしまうため、前述の②の理由も加味し、制限カード<1>を経由せずに禁止とさせていただきます。
同様に、「陰陽童」(リバイバル)と「魔界大鎌ベルゼビートサイズ」も、《神託》を容易に妨害するため、1枚制限とさせていただきます。

さらに、先日のネクストプラン発表会での告知の通り、今回より、禁止・制限内に「禁止ペア」を新たに設けます。
禁止ペアは、主に同様の効果で4枚以上デッキに入るのは望ましくない組み合わせなどに適用する予定です。
禁止ペアに指定された2種類のカードは同一のデッキに組み合わせて構築することが出来ず、デッキに片方だけなら通常3枚入れることができますが、もう片方は1枚もデッキに入れることができません。

「ダークタワー」は《煌臨》に対して強力な妨害効果を持ちつつ、構築によって自身の《煌臨》はあまり妨害されない形での使用が可能なため、大会環境でも採用率の高いカードです。
このカードについては強力なメタ効果を持ちますが、耐性を持たないネクサスであり対処することが可能である点から禁止制限は行わない判断をいたしました。
ただ、「ダークタワー」は様々な事情で再録が困難であり、入手困難なカードとなってしまっているため、同様の効果を持つ「暗黒の塔」を新規で制作いたしました。
しかし、互換効果を持つ「ダークタワー」と「暗黒の塔」を4枚以上組み合わせてデッキに構築することが出来てしまうのは、私たちの意図とは異なるため、この2枚を禁止ペアといたします。

最後に、現環境を考慮し、禁止制限の解除を行います。

  • ※今後の環境で再び悪影響を及ぼすと判断した場合、再び禁止制限に追加する場合があります。
  • 「インビジブルクローク」、「マジックブック」、「放浪者ロロ」は、制限カード<1>を解除させていただきます。
禁止カード
  • BS32-074 ダークイニシエーション
  • BS45-024 七大英雄獣ヘクトル
  • BS56-075 バインドエッジ
  • BS56-RV006 スワロウテイル(同名のBS28-082 スワロウテイルも禁止となります)
  • BS57-011 ヴァンピーアヴォルク
  • BS57-078 バタフライジャマー
  • BS57-083 セクシーバズーカ
  • BS61-062 月鬼城
  • SD54-015 宇宙世紀憲章
制限カード<1>
  • BS52-RV002 陰陽童(同名のBS32-011 陰陽童も制限カード<1>となります)
  • BS56-022 ドローンアント
  • BS56-025 スカラベビートルドローン
  • BS60-063 イノレーサー
  • BS60-083 ヴィルカイックビーチ
  • LM19-02 魔界大鎌ベルゼビートサイズ
  • SD51-005 ゴッドシーカー 超星使徒タルボス
禁止ペア
  • CB05-055 ダークタワー & SD68-007 暗黒の塔
制限カード<1>解除
  • BS01-141 インビジブルクローク(同名のBSC22-CP03 インビジブルクロークも制限カード<1>解除となります)
  • BS02-108 マジックブック
  • X015 放浪者ロロ

2024.3.8
バトスピ特別調査室

※2024年3月30日より適用されるカード
禁止カード(デッキに1枚も入れられないカード)
  • ●日本語版以外のバトルスピリッツTCG
  • ●「GXナンバーのカード(アニメキャラクターカード)」
  • ●紙製以外のカード(チェンジングカードなど)
制限カード<1>(デッキに1枚ずつしか入れられないカード)
制限カード<2>(デッキに2枚ずつしか入れられないカード)

現在、指定されたカードはありません

制限カード<20>(デッキに20枚ずつしか入れられないカード)
禁止ペア
制限カード<1>解除

※公式・公認大会において、カードテキストよりもこちらの制限枚数が優先されます。

※現在適用されているカード
禁止カード(デッキに1枚も入れられないカード)
  • ●日本語版以外のバトルスピリッツTCG
  • ●「GXナンバーのカード(アニメキャラクターカード)」
  • ●紙製以外のカード(チェンジングカードなど)
制限カード<1>(デッキに1枚ずつしか入れられないカード)
制限カード<2>(デッキに2枚ずつしか入れられないカード)

現在、指定されたカードはありません

制限カード<20>(デッキに20枚ずつしか入れられないカード)

※公式・公認大会において、カードテキストよりもこちらの制限枚数が優先されます。