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バトスピの世界観

転醒編の世界観

転醒編 第2章ストーリー 「世界破壊兵器とタリスマン」

ヴィーナとアレックスは、再び「赤の世界」を訪れていた。
アレックスの記憶を取り戻すこと、それが世界復活への近道だと考えて。
そこで二人は、アレックスの記憶を刺激するものに出会う。それは『X異種てんいしゅ』と呼ばれる、通常のスピリットよりも強力な力を秘めた固体だった。

ヴィーナたちは、X異種てんいしゅが多いとされる「ドラゴンの里」に向かう。
だがしかし、アレックスの記憶を取り戻す作業もそこそこに、以前出会った『世界を破壊する一味』と遭遇してしまう。

アレックスを見て逃走に移る一味、それを追うヴィーナたち。だがそれは、罠だった。逃走先の「紫の世界」には、世界破壊兵器『三災獣・海災ディザイアタン』が待ち受けていたのだ。

なんとか最初の三災獣はアレックスの力が発現したことで撃退するも、次々と現れる三災獣にヴィーナたちは疲弊。辿り着いた「黄の世界」で、ストーンサークルの奥底に眠る『創醒の宝珠ヘキサ・タリスマン』を手に入れるも、ついにアレックスが『三災獣・空災デスト・ジーズ』によって連れ去られてしまったのだ。
ヴィーナ
「アレックスッ! 手を伸ばしてッ、今、あんたを失うわけにはいかないのッ!!」
アレックス
「ヴィーナッ! きっとこのタリスマンが鍵なんだッ、これを……」
アレックスの力なくして、世界の復活はない。
一刻も早く敵の正体を突き止め、アレックスを取り戻さなければならない。
ヴィーナの手に残されたタリスマンが、何かに反応するかのように静かに明滅していた――。
世界破壊兵器とタリスマン