プロデューサーレター vol.8
日頃よりバトルスピリッツ(以下:バトスピ)を遊んでいただいている全国のバトラーの皆様、こんばんは!バトスピプロデューサーの梨本です。

10/29(土)には『契約編 第3章 ライズオブライバルズ』が発売となります。今回は『ライズオブライバルズ』の開発に関するお話や、今後の商品展開について、そして10/8(土)に開催したイベント『バトスピチャンピオンシップ2022 バトルオブチャレンジャーズ』についてお話いたします。

《『契約編 第3章 ライズオブライバルズ』》

『契約編 第2章 リベレーションオブゴッド』

改めて、いよいよ10/29(土)に『契約編 第3章 ライズオブライバルズ』が発売となります!
『ライズオブライバルズ』では「相棒翼竜テラード」、「相棒獅子ラオン」に加え、「月光龍ストライク・ジークヴルム」の3体が新たな「契約スピリット」として登場いたします。

『契約編 第2章 リベレーションオブゴッド』

『契約編 第2章 リベレーションオブゴッド』に続き、契約Xレアとして登場する2体の「契約スピリット」については『契約編 第1章 ファーストパートナー』に登場する6体とは異なる戦い方を持つ、新たなデッキとして開発を行って参りました。

本弾である「契約編」に登場する「契約スピリット」は開発上、カウントの増やし方で大きく2種類に大別しております。それは自らがアタックすることでカウントを能動的に増やしていく「ファーストパートナー」の「相棒竜グロウ」のようなタイプと、自らのメインステップ中の効果やスピリット状態だけでなく魂状態でも常に発揮している効果、いわゆる常在型効果でカウントを増やす「相棒機スターク」や「相棒騎士バット」のようなタイプの2種類です。「契約編」のブースターを通して契約Xレアとしては12体の「契約スピリット」が登場する予定ですが、各色でこの2種類を1体ずつ登場させ、同じ色でも異なる戦い方ができるようにデザインを行っています。

赤の「契約スピリット」である「相棒翼竜テラード」については、メインステップ中の効果や常在型効果を持つタイプのカウントの上げ方をもつ「契約スピリット」である必要があった中で、赤らしさを出すために注目したのが「トラッシュからコアを回収する」能力でした。この「コア回収」能力をトリガーとしてカウントを増やすことで赤らしい効果を維持しつつ、常在型能力でカウントを上げることができる契約スピリットにすることができました。しかし、「コア回収」そのものはカウントの上げ方としては適していましたが、それ自体が勝利をもたらす効果ではないため、そこに赤特有の効果である「指定アタック」をはじめとしたギミックを加えることで「テラード」の戦術が誕生しました。「コア回収」で潤沢にコアを使いつつ、相手のスピリットにどんどん「指定アタック」していく豪快かつ攻撃的なデッキになっていますので是非手に取って遊んでみてください!

カード

そして、青の契約スピリットの「相棒獅子ラオン」は【AFO(オールフォーワン)】という新効果を中心として戦うデッキとなっています。自身だけではアタック/ブロック時効果を持ちませんが、フィールドにいる家臣のスピリットが自身の【AFO】を「ラオン」に与える効果を持っているので、家臣たちの【AFO】によって「ラオン」が強力なアタック/ブロック時効果を発揮することができるというデザインになっています。1体のスピリットに周囲のスピリットの力を集結させていくという戦略は、そもそも中心となるスピリットをフィールドに出せないと成立しないというジレンマがありましたが、初手に必ず持つことができる「契約カード」ギミックによって安定してこの戦略を展開することができるデッキが構築可能になりました。「契約カード」ギミックならではの新たな戦略をもつ「ラオン王契約」デッキをお楽しみに。

カード

「ラオン」といえば、もう1つ。『ファーストパートナー』に続いて、『ライズオブライバルズ』のオリジナルのアニメーションCMをYouTube公式チャンネルにて公開中です!
「放浪者ダン」と「グロウ」の前に突如立ちはだかる「ラオン」との激闘、そして姿を現した「契約者カイ」の姿が描かれた本商品のために制作したアニメを使用したCMとなっております。カードのイラストをベースにアニメ用のキャラデザインも制作していただき、カードだけでは表現しきれないスピリットたちの戦う姿をアニメで描いていただきました。スピーディーで迫力のあるバトルになっておりますので、ぜひ何度も見てみてください!そして、いよいよ邂逅した「放浪者ダン」とそのライバル「契約者カイ」。両者ともに、ある契約に従って目的を遂行しており、それによって2人は対峙しています。この2人の戦いは今後どうなっていくのか、『ライズオブライバルズ』のフレーバーテキストにも注目してカードを集めてくださいね。

契約編 第3章ライズオブライバルズ CM

そんな「放浪者ダン」のライバルが登場する『ライズオブライバルズ』ですが、キャンペーンでは「バトルスピリッツ ブレイヴ」の主人公である「馬神弾」のライバル「月光のバローネ」の相棒「月光龍ストライク・ジークヴルム」をリバイバルし、「契約スピリット」として収録いたします。実は、「契約カード」ギミックの企画段階から「我が友」である「ストライク・ジークヴルム」を「契約カード」化したいというアイデアは存在していました。しかしながら、「契約編」のスタート直後の新ギミックを皆様に慣れていただくタイミングで、1ターン目から使用できる他の「契約スピリット」の中に、高コストの「契約スピリット」を入れることは好ましくないと考えていました。「月光龍ストライク・ジークヴルム」のコストが6であるため、1ターン目に使えるカードにするにはコストを下げる必要があったのですが、6コストでない「ストライク・ジークヴルム」はイメージと違うため「契約スピリット」の遊び方がバトラーの皆様に受け入れられてから6コストで成立する遊び方を模索していくことになり、『ライズオブライバルズ』で6コストの「契約スピリット」として、2ターン目に召喚しやすくするサポートカードを収録する形で「契約スピリット」化いたしました。高コストの「契約スピリット」については上記の方法以外にも様々なアイデアがあります。今後もいろいろな「契約カード」をお届けできればと考えておりますのでお楽しみに!

カード

また、『ライズオブライバルズ』ではバースト関連で新しい試みを行っています。バーストは初登場時から色にかかわらずコストを支払わずに強力な効果を発揮できることからデッキに欠かすことができないカードでした。一方で、長い歴史の中で使用されているバーストが固定化されていくことでデッキ構築の幅を狭めてしまっていると感じており、そこで今回新たなバースト条件として「相手によって自分のスピリットがフィールドを離れた後」という強力な条件を追加することで、新しいバーストの選択肢を広げたいと考えております。これまでの「相手による自分のスピリット消滅/破壊後」バーストの上位互換となる条件で、手札やデッキへのバウンスにも対応するバーストです。(ちなみに、契約降臨していない契約スピリットがフィールドを離れる時に魂状態としてフィールドに残すと、このバーストは発動できないのでご注意ください)なお、もちろんこのバースト条件は特別な条件として扱っており、今回は赤のXレア「殲滅竜装オメガ・ドラゴニス」を収録いたしましたが、今後はサイクルとして各色のXレアでの収録を検討しています。

その他にも、『ファーストパートナー』・『リベレーションオブゴッド』で登場した「契約スピリット」の強化カードも収録しておりますので沢山のデッキ組んで遊んでください。いくつかのデッキについては久しぶりに復活した「我らバトスピ同好会Ⅱ」で実際にバトルしているので、デッキ構築やデッキの回し方の参考になればうれしいです!

我らバトスピ同好会Ⅱ 商品情報

《『契約編 第4章
ビヨンドエボリューション』》

『契約編 第4章 ビヨンドエボリューション』

バトスピ15周年となる2023年の1発目の商品として『契約編 第4章 ビヨンドエボリューション』の発売が決定いたしました。「契約者カイ」の残る2体の白と黄の契約スピリットが契約Xレアとして登場いたします。「スターク」や「フェニル」とは異なる戦い方を持つ、少しトリッキーなデッキになる予定です。今回は特別に白の契約スピリット「ヴリック」のイラストを公開しちゃいます!

『契約編 第4章 ビヨンドエボリューション』

「スターク」が近未来的なメカモチーフだったのに対して、「ヴリック」はブリキのおもちゃとガンマンをモチーフにした契約スピリットになっています。ガンマンらしい戦い方ができるデッキになっておりますのでお楽しみに!

そして、「契約者カイ」との激しい戦いの中で、「放浪者ダン」の契約スピリットたちは新たな契約降臨の姿を手に入れます。その新たな姿をキャンペーンXレアとして収録予定です。
また「放浪者ダン」と共に旅をしているブレイドラが「ダンのブレイドラ」として契約スピリットになって登場し、さらに「ダンのブレイドラ」に契約煌臨出来るスピリット2種も収録いたします。こちらはブレイドラといえば・・・の”アレ”を再現した効果もありますので是非想像を膨らませてみてください!
『ビヨンドエボリューション』では15周年の始まりの弾、そして「契約編」最終章にふさわしく、キャンペーンXレアも含めてXレア封入率アップキャンペーンを実施いたします!全体の種類数も103種+12種と大ボリュームな内容となっており、キャンペーンカード12種にXレア封入率アップキャンペーンで豪華なカードが盛り沢山な開封しごたえのある商品になっております!

『契約編 第4章 ビヨンドエボリューション』

《『コラボブースター ガンダム 魔女の切り札』》

『コラボブースター ガンダム 魔女の切り札』

コラボブースターとしては、11/26に1年9か月ぶりとなる、『コラボブースター ガンダム 魔女の切り札』が発売となります。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』からは各主役機を契約スピリットとして収録するほか、創界神ネクサスとして「シャア」も登場し新規デッキが4種構築可能になるほか、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』からも新規カードを収録いたします。

また、今回『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダム00』からは新規カードの収録はありませんが、これらの新規カードもお届けできるよう準備を進めておりますのでもう少しお待ちください。

アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』も好評放送中となっておりますので、是非アニメを観て発売を待っていてください!

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』公式サイト 商品情報

《『コラボブースター TIGER & BUNNY
HERO SCRAMBLE』》

『コラボブースター TIGER & BUNNY HERO SCRAMBLE』

そして、12/24クリスマスイヴに『コラボブースター TIGER & BUNNY HERO SCRAMBLE』が発売予定です。Twitterでお知らせしたとおり、『HERO SCRAMBLE』に登場するバディヒーローたちの「契約スピリット」は2枚のカードを左右に契約煌臨できる新効果【バディ】を持っています。2人のバディヒーローが共闘する様子をフィールドで再現するために、1枚の「契約カード」内に2人のヒーローを登場させ、そこに2枚別のカードを契約煌臨可能な新効果を実装しました。詳細な効果や遊び方の説明は近日、公式HPなどでご紹介予定となっております。本弾とは異なるコラボならではの「契約カード」を使ったバトルが体験できますので『TIGER & BUNNY』ファンの方はもちろん、まだ『タイバニ』を見たことがない方もバトスピから『タイバニ』の世界を体験してみてください。

商品情報

《『バトスピチャンピオンシップ2022』》

◆『バトスピチャンピオンシップ2022 バトルオブチャレンジャーズ』
BOC

10/8に『バトスピチャンピオンシップ2022 バトルオブチャレンジャーズ』を池袋サンシャイン文化会館Dホールにて開催させていただきました。沢山の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。『チャンピオンシップ』の決勝トーナメント進出をかけた本選の熱いバトルはもちろん、サイドイベントのガンスリンガーやガーディアンバトルなどにも多数の方にご参加いただきました。また自分もバトラーの皆さんの様子を間近で拝見させていただき、大変刺激を受けました。

そして、イベント運営に関しまして主に自由来場でご参加いただいた方を中心に入場までに長時間お待ちいただく、参加定員のあるサイドイベントに関してすぐに待機列を打ち切ってしまうなどご不便・ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。こちらに関しましては、ありがたいことでもありますが我々の予想を大きく上回る方にご来場いただき、来場人数に対する運営シミュレーションが足りていなかったことが主な原因です。主に自由来場の入場時間直後~午後の早い時間に、ガンスリンガーなど当日参加可能なサイドイベントの収容人数を上回る方にご来場いただいたものの、ご入場いただいても参加いただけるコンテンツがない状況となっていたため、サイドイベントの収容人数を増やせるようになるまでお待ちいただくという判断をさせていただきました。その結果、物販購入のみのお客様やサイン会やガーディアンバトルなど参加できる時間が限られているイベントに参加希望のお客様もご入場いただけなくなってしまいました。

近日中に新たな大型イベントのお知らせもお届けできる予定でおりますが、上記以外にも今回の様々な反省を踏まえましてご来場いただいたすべての皆様に楽しんでいただけるイベントが提供できるようイベント運営チーム一同、精進してまいりますので今後ともバトスピのイベントをよろしくお願いいたします。

また、本戦参加者の提出デッキリストをもとに分析した契約カード使用率やデッキ分布を公開いたします。

  • BOC

    画像クリックで
    拡大します

  • BOC

    画像クリックで
    拡大します

まず、「契約カード」の使用率については、全体として「契約カード」を使用したバトラーの割合は72%と約3/4のバトラーが「契約カード」を使用した結果となりました。「契約カード」の使用率の上位は「シャック」、「ランポ」、「スターク」となっております。これらは「蒼契約」などの「契約編」のカードを中心に構築するデッキタイプだけでなく、それ以前のカードと組み合わせたデッキタイプが多い3種が上位3位を占めました。

続いて、「デッキ分布」を見てみましょう。デッキタイプとしては「ランポ」を契約カードにした「ランポグッドスタッフ」デッキが使用率1位となりました。大会時に評価の高かった小型スピリットで連続アタックを仕掛ける「フェニル」や、「グロウ」、「シャック」といったアタック型の「契約スピリット」を睨んだ結果、強力なミラージュ効果を持つ「バタフライジャマー」、「バインドエッジ」を無理なく投入でき、「剣王獣ビャク・ガロウX」などの強力な転醒カードを加えた「ランポグッドスタッフ」デッキを選ばれる方が多かったかと思います。続いて、「EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-」や「超星使徒スピッツァードラゴン」など現環境において絶大な効果を発揮する様々なカードを採用しやすい「シャック蒼契約」デッキ、速攻も持久戦も可能な「フェニル雲契約デッキ」が続く形となりました。

これら使用率上位の分布については概ね多くの方が予想通りだったのではないかと思いますが、結果として優勝を収めたのは「契約カード」未採用の「赤白アマテラス」デッキとなりました。優勝したアンソニー田辺選手は予選ラウンドも含めて無敗での優勝という完全優勝を成し遂げました。改めましておめでとうございます。

また、『バトルオブチャレンジャーズ』での使用デッキだけでなく採用カードについても分析を行っております。現在の環境についてはデッキ間での得意不得意はもちろんあるものの、様々なデッキが活躍することができる健全な環境であると認識しています。このバランスを今後も維持していきたいと考えておりますが、8/1の禁止・制限改訂の際にお知らせした3種のカードの他に、いくつかのカードについてはカードの動きを極端に縛るものや、「契約編」でのカウント増加ギミックにより環境に与える影響が他と比べて大きく、バランスを損なう可能性があるものであると考え、特に注意深く観察を行っています。これらのカードについて、すぐに禁止・制限を行う予定はありませんが引き続き動向を注視していきます。

  • BS44-X06 闇輝石六将 砂海賊神ファラオム
  • BS52-010 エンシェントドラゴン・フェブラーニ
  • BS52-019 吸血伯爵エル・サルバトール
  • BS53-X07 WBSエース 吉祥女神ローカマーター
  • BS53-XX02 三災獣・海災ディザイアタン
  • BS56-075 バインドエッジ
  • BS57-078 バタフライジャマー
  • CB21-X01 EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-
◆『バトスピチャンピオンシップ2022』
CS2022

また、『バトスピチャンピオンシップ2022』の1次予選に関しましても、主に参加方法についてのご意見をいただいていることを認識しております。ご不便をおかけして申し訳ございませんが、こちらに関しましてすぐに事前応募・抽選制にするなどの対応をすることが難しいことをご了承ください。
『チャンピオンシップ』以外の『ショップバトル』などの公認イベントも含めて、イベントに関連する参加受付などの手段に関して抜本的な改善のために現在準備を行なっておりますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

最後に

商品やイベントに関してできるだけたくさんの方に満足して楽しんでいただけるよりよいものを目指して、バトスピチーム一同精進しております。もちろん「バトスピ楽しい!」といったポジティブな意見も沢山拝見しておりますが、時にはご不満の声をいただくこともあります。バトラーの皆様も様々な立場の方がいらっしゃいますし、そういったご不満の声すべてにお答えすることは難しいですが、そういった皆様の声ともしっかり向き合って1つずつ改善を重ねながら運営をしていきたいと思っておりますので今後ともバトルスピリッツをよろしくお願いいたします。

そして、来年2023年はバトスピ15周年です!!皆さんに満足していただける商品・イベントを沢山準備しておりますので続報を楽しみにお待ちください!

バトルスピリッツ プロデューサー
梨本 寛人