超煌臨編の世界観
神世界大戦
ついに最終決戦が始まった。
ゼウス=ロロ側には、ヘラをはじめとする「オリン」の創界神 たちはもちろん、ツクヨミの陰謀によりスサノヲも参加。
対するアレックス協定軍には、ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌの「インディーダ」に加え、ホルスに率いられた「エジット」と、アテナ、アポローン、アルテミスらの反ゼウス=ロロを掲げる「オリン」の創界神 が駆け付けていた。
数だけであればアレックス協定軍が上である。しかし、ゼウス=ロロとスサノヲというふたりの雷神の強さは凄まじかった。
「オリン」の創界神 同士の争いは互角。だが、スサノヲを相手取る「エジット」の神々は押され気味で、ゼウス=ロロにいたっては、「インディーダ」の三神でさえも付け入る隙がない。
流れは徐々にゼウス=ロロに傾きつつあり、戦いの趨勢は決まってしまうかに見えたが、その流れに割って入ったのは「インディーダ」の三女神『創界神 サラスヴァティー』であった。戦場の端から端まで駆け抜け、戦いを決定づける最終兵器を運んできたのだ。
――それは「アマハラ」の最高神、『創界神 アマテラス』だった。
ふたりの雷神が、一方は戦意を、一方は力を失い、これで戦いは終わる……はずだった。
不意にアマテラスの前にひとつの影が躍り出る。
これまでゼウスの影に隠れていた酒神、『創界神 ディオニュソス』。ゼウスの野望を焚きつけ、この戦争を主導した黒幕がついにその姿を現したのだ。
創界神 に生まれ変わろうとするディオニュソス。
果てなき野望と、戦いの行方と、そしてアレックスを待ち受ける運命は……。
ゼウス=ロロ側には、ヘラをはじめとする「オリン」の
対するアレックス協定軍には、ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌの「インディーダ」に加え、ホルスに率いられた「エジット」と、アテナ、アポローン、アルテミスらの反ゼウス=ロロを掲げる「オリン」の
数だけであればアレックス協定軍が上である。しかし、ゼウス=ロロとスサノヲというふたりの雷神の強さは凄まじかった。
「オリン」の
流れは徐々にゼウス=ロロに傾きつつあり、戦いの趨勢は決まってしまうかに見えたが、その流れに割って入ったのは「インディーダ」の三女神『
創界神 サラスヴァティー- 「おーい、ブラフマー! とびっきりの助っ人連れてきたよー。
アレックスちゃんも元気してたー?」
――それは「アマハラ」の最高神、『
創界神 アマテラス- 「この無益な戦いを終わらせる……その為に来ました。
まずはゼウス、アレを元に戻してみせよう。そのあとは愚弟にお灸を据えてやらねば」
ふたりの雷神が、一方は戦意を、一方は力を失い、これで戦いは終わる……はずだった。
不意にアマテラスの前にひとつの影が躍り出る。
これまでゼウスの影に隠れていた酒神、『
創界神 ディオニュソス- 「アハハハハハハハハハハッ!
ゼウスとアマテラス、ふたりの最高神の力、この我が頂いたーーーーッ!」
果てなき野望と、戦いの行方と、そしてアレックスを待ち受ける運命は……。
創界神 アレックス- 「僕たちが力を合わせれば、勝てない敵はいないよ。
行こうロロ、僕たちの世界を守るんだ」