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バトスピの世界観

神煌臨編の世界観

始まりの終わり

伝説の救世主ロロの力により、虚無の軍勢による侵略戦争は終わった。
なぜ、ロロはそこまでの力を有していたのだろうか?
それはロロが神だからだ。
「グラン・ロロ」は、多次元宇宙『神世界』に浮かぶ無数の世界の中のひとつでしかない。
それぞれの世界は『創界神グランウォーカー』と呼ばれる神によって治められており、ロロはこの世界の『 創界神グランウォーカー』だったのである。
かつて世界は一度滅んでいる。それを築き直したのがロロであり、その時から彼は、この世界の『創界神グランウォーカー』となったのだった。

虚無の軍勢は別の世界の住人であり、彼らは「グラン・ロロ」へ侵略してきた。
侵略された側からすればいろいろ言い分はあるだろうが、所詮は世界の住人同士のいざこざだ。壊れてしまったら、もう一度作り直せばよかったのだ。かつてそうしたように。
乱暴なようだが、それが本来の『創界神グランウォーカー』としての在り方なのだ。
しかし、ロロは、“今の”住人たちの声を無視できなかった。彼らの願いを汲み取った。
創界神グランウォーカー』の立場を離れ、アレックスたちの願いに応えてしまったのだ。

しかしそれは、『創界神グランウォーカー』の不文律――互いに世界の住人同士の諍いには手を出さないと決められたルールに触れる行為であった。

創界神グランウォーカーオシリス
創界神グランウォーカーの禁忌を犯したな……ロロ。神世界の要たる地を手に入れる大義名分、ついに手に入れたぞ。我がエジットはグラン・ロロに対し、宣戦を布告するッ!!」

ロロの犯した過ちは、新たな、かつてない規模の争いの引き金となってしまったのだ。

伝説の救世主ロロの力により、「グラン・ロロ」は救われた。
しかし、それが前哨戦に過ぎなかったことを、全ての者たちが思い知るだろう。
これより始まるのは、『創界神グランウォーカー』と『創界神グランウォーカー』による、神々の戦いなのである。
ロロ
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