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2024年11月23日 ゲームバランス調整について

2024.11.8
2024年11月23日
ゲームバランス調整について

  • #ニュース

我々《バトスピ特別調査室》は、常に、より楽しくバトルスピリッツを遊べるようにTCG「バトルスピリッツ」のゲームバランスを考察しています。
今回は、『バトスピチャンピオンシップ2024 Cycle2 エリア予選』に向けて対戦環境の整備として、以下のカードを2024年11月23日からの禁止制限に追加いたします。

禁止カード

制限カード<1>

大会で禁止、
制限されているカード

前回の禁止制限によって、創界神ネクサスに対する強力なメタカードの一部に禁止・制限を加えたことで、『契約編:真』環境の当初よりも契約創界神ネクサスを使用したデッキの使用率、勝率も向上しましたが、ゲームスピードが遅くなったことやデッキの構造上デッキ破棄デッキが創界神デッキに対して有利を取りやすいことから、「巨神要塞トール・キャッスル」をメインにしたデッキ破棄デッキの使用率、勝率が高いことを確認しております。
現環境において、このデッキの展開の速さと安定性の高さは対戦環境全体を歪めるものであり、また、その原因の一部となっているのが、現在では入手困難なバトルスピリッツ初期のカードであることも問題だと考えております。
まず、「P043 / EX017 リボル・アームズ」は、現在、デッキ破棄対策のカードとして代表的な「メビウスリング」や「ガーデニアフィールド」を1枚で無効にすることが出来る他、それ以外のフィールドに置くマジックカードの効果も多く無効にできてしまいます。
リリース当初には存在しなかったフィールドに置くマジックカードを無効に出来る効果は本来想定していない強い挙動であり、今後のカードデザインにも影響を及ぼす可能性が高いカードです。
よって、「P043 / EX017 リボル・アームズ」を、1枚制限を経ずに禁止といたします。
さらに、大量にネクサスを展開できる「BS13-059 フォビッド・バルチャー」も、「ストロングドロー」のようなドローしてカードを破棄するマジックカードの種類が増えた現在の環境において1枚で大量のネクサスが展開できてしまい、それらのネクサスの配置時効果でコアブーストやカウント増加も容易に可能になっており、「巨神要塞トール・キャッスル」デッキを成立させている1枚です。
よって、「BS13-059 フォビッド・バルチャー」を、1枚制限を経ずに禁止とさせていただきます。
また、「BS13-059 フォビッド・バルチャー」と同様の動きを可能にする「BS03-148 コンストラクション」も、1枚制限といたします。
また、「巨神要塞トール・キャッスル」のデッキとは異なりますが、『契約編』終盤より、《契約煌臨》によって《煌臨》を重ねるのが容易になっており、デッキ破棄ではないデッキでも、1枚制限の「BS40-X06 伝説王者タイタス・エル・グランデ」を入れ、デッキコンセプトとは異なる方法で、突然ゲームを決めることも多く、デッキ構築を歪めるカードであると判断し、こちらも禁止とさせていただきます。

強力なデッキ破棄デッキの台頭以外にも、引き続き創界神ネクサスに対する強力なメタカードについても禁止制限を加えます。
デッキ破棄デッキが環境から減ることで次は、創界神ネクサスデッキに対策できる手段を多く持つ黄のデッキが強くなることが予想されるためです。
その中で、「BS60-051 蠱惑姫ミズア」は1枚制限になった状態でも回収手段もあり、何度も強力な召喚時効果を使いまわすことで複数ターンに渡って創界神ネクサスを無力化することが出来てしまうため禁止とさせていただきます。
そして、効果の発揮に条件はありますが同様の効果を持つ「BS55-075 ホーリーサイン」も1枚制限とさせていただきます。

我々はバトラーの皆様が最近のカードだけでなく過去の沢山のカードの中から強力な組み合わせを見つけ新たなデッキを生み出すことを歓迎していますし、それが「バトルスピリッツ」の面白さの1つであると強く実感しています。しかしながら、歴史の積み重ねによってリリース当初想定していなかった挙動をするカードが出てしまうことや、想定以上のパワーを発揮するカードになってしまうこともございます。 そういった場合に適正な対戦環境でプレイしていただくため禁止制限改訂をさせていただく場合がある点についてはご了承いただけますと幸いです。

今後も『バトスピチャンピオンシップ2024 Cycle2 エリア予選』の環境も引き続き観察し、適正な対戦環境をお届けできるように尽力して参ります。

2024.11.08

バトスピ特別調査室

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