効果全般について
- カードの効果がルールと矛盾したらどうするの?
- カードの効果が優先されます。
- 効果文中の「できる」と「する」は違うの?
- はい、違います。「できる」はプレイヤーがその効果を発揮させるかどうかを選択できます。対して「する」は可能な限り必ず発揮させなければいけません。
- 「できる」効果と「できない」効果が同時に発揮したらどうなる?
- 「できない」効果が優先されます。優先順位は「できない」>「しなければならない」>「する」>「できる」となります。
- 「効果を発揮できない」効果と「効果を受けない」効果、「効果では防げない」効果が同時に発揮したらどうなる?
- 「防げない」>「受けない」>「発揮できない」の順で優先されます。ただし、「防げない」効果や「受けない」効果を含む効果でも、召喚時効果など瞬間的に発揮する効果は、その効果自体が発揮できない効果を受けている状況では発揮できません。
- 「○○することで△△する」と書かれた効果は、○○できないときでも発揮できるの?
- いいえ、必ず○○しないと発揮できません。また、「○○する」を行うかどうかは、プレイヤーが選ぶことができます。また、△△できないときに○○だけすることもできません。
- 「○○できる。そうしたとき、△△する」と書かれた効果は、△△できないときでも発揮できるの?
- はい、発揮できます。○○を行ったら、△△を可能な限り行います。
- 1つの効果の中に書かれた「さらに」、「その後」、「この効果発揮後」はどう違うの?
- 「さらに」は前述と同じタイミングで解決する効果で、「その後」は前述を解決してから他の効果を割り込まずに発揮する効果です。「この効果発揮後」は前述の効果を解決したら、それによって派生する他の効果を先に解決してから解決する効果です。
- フィールドのスピリットなどが「このターンの間」と書かれた効果を発揮した場合、そのスピリットがフィールドからいなくなったら、その効果は無効になるの?
- いいえ、無効になりません。「このターンの間」や「このバトルの間」など、効果の持続する期間が書かれている効果は、一度発揮したら発揮したままです。
- 「ターンに1回」と書かれた効果と、「この効果はターンに1回しか使えない」や〔ターンに1回:同名〕と書かれた効果はどう違うの?
- 「ターンに1回」と書かれた効果は、その効果を持つ同じカード名のスピリットが3体いたら、そのスピリットごとにターンに1回ずつ使える効果です。「この効果はターンに1回しか使えない」や〔ターンに1回:同名〕と書かれた効果は、その効果を持つ同じカード名のスピリットが3体いても、どれか1体がその効果を使ったら他の2体もそのターンは使えなくなる効果です。ただし、カード名が違っていれば、同じ内容の効果であっても、同じ効果とはみなさないので、別々に1回ずつ発揮できます。
- フィールドや手元に裏向きに置かれたカードは、自分のカードであれば内容を確認できるの?
- はい、確認できます。
- 「手札に戻せない」効果を受けているスピリットを「入れ替える」効果で手札にできるの?
- いいえ、できません。
- 手札とフィールドのスピリットを入れ替える効果を使ったとき、手札は増えたことになるの?
- いいえ、なりません。よって、「手札を増やせない」効果を受けているときでも入れ替えることができ、相手は「相手の効果によって相手の手札が増えた後」のバーストを発動できません。
- 赤1色や赤白2色のカードなど指定された効果は、6色のカードでその条件を満たせるの?
- いいえ、満たせません。赤1色や赤白2色の場合、それ以外の色を含んでいるカードはその効果で参照や対象にできません。
- 「相手のスピリット1体のコア1個をリザーブに置く」効果で、相手のコアを自分のリザーブに置けるの?
- いいえ、置けません。同様に自分のコアを相手のリザーブやスピリットなどに置くことはできません。
ソウルコアについて
- ソウルコア1個のスピリットと、コア1個のスピリットのコアを入れ替えてもいいの?
- はい、自分のメインステップなら、「コアの移動」で消滅せずに入れ替えることができます。
- 相手から「スピリットのコア2個をボイドに置く」効果を、ソウルコア1個とコア1個を置いた自分のスピリットが受けたら、どうなるの?
- ソウルコアはボイドには置けないので、コア1個をボイドに置き、自分のスピリットは消滅しません。
- 相手から「スピリットのコア1個をトラッシュに置く」効果を、ソウルコア1個とコア1個を置いた自分のスピリットが受けたら、トラッシュに置くのは、ソウルコアかコアか、相手が選ぶの?
- いいえ、自分が選びます。相手の効果であっても、自分のスピリットから指定された数だけコアを移動させるのは自分です。
- ソウルコアしか置かれていないスピリットは、そのスピリット自身のソウルコアを移動することで発揮する効果を、消滅しながら発揮できるの?
- いいえ、ソウルコアをトラッシュやライフなどに置く効果を発揮するスピリット自身が消滅してしまう場合、その効果は発揮できません。
コストの支払いについて
- 赤のスピリットが2体しかいないときに、コストが6で軽減シンボルのスピリットを召喚しようとした。召喚には4コスト必要になるが、スピリットのコアをすべて使って消滅させても召喚に必要なコストは変わらないの?
- はい。召喚に必要なコストが確定した後、支払いの時点でスピリットが消滅しても召喚に必要なコストは変わりません。
- 手札にあるカードを使おうとしたけど、コアが足りなかったときはどうすればいいの?
- 手札から使うことを宣言したカードは、自分のスピリットなどを消滅させてでも、必要なコストを支払って使わなくてはいけません。ただし、どうしてもコストが支払えない場合は、そのカードを手札に戻して、フィールドの状態を、そのカードを手札から出す前の状態に戻します。
- 「召喚する」と書かれた効果では、召喚するスピリットのコストは支払うの?
- はい、「コストを支払わず」と書かれていない場合、コストを支払わなければ召喚できません。
スピリットやアルティメットなどの状態について
- スピリットが消滅/破壊したり、「手札/デッキに戻す」効果を受けた場合どう解決するの?
- その状態になったスピリットを総じて「待機状態」と呼びます。破壊の「待機状態」の場合、通常の効果でも参照でき対象になりますが、消滅や手札/デッキに戻る「待機状態」の場合、消滅や手札/デッキに戻ることに関係ない効果では参照できず対象にもなりません。「フィールドを離れるとき」の効果は、すべての「待機状態」で発揮できる効果です。そして、「フィールドに残る」効果がなく、「待機状態」になったとき以降に派生した効果をすべて解決したら、そのスピリットは指定された場所にカードを移動し、上のコアはリザーブに移動します。そのあとで、「フィールドを離れたとき」の効果を発揮できます。
- 回復状態で破壊されたスピリットが「疲労状態でフィールドに残る」効果を発揮したとき、そのスピリットは疲労したことになり、「疲労したとき」の効果は発揮するの?
- いいえ、その場合、そのスピリットが疲労したことにはならず、「疲労したとき」の効果は発揮しません。同じく、疲労状態で破壊されたスピリットが回復状態でフィールドに残っても、そのスピリットが回復したことにはなりません。
- 「重疲労する」効果はどういう効果なの?
- 回復状態や疲労状態のスピリットが「重疲労する」効果を受けると、重疲労状態になり、そのカードを回復状態とは逆向きにします。ただし、疲労状態のスピリットが「疲労する」効果で重疲労にはなりません。重疲労状態のスピリットが回復の効果を受けた場合、疲労状態になります。なお、重疲労状態は疲労状態としても扱います。
ブレイヴについて
- スピリットとして扱っているブレイヴやネクサスにブレイヴを合体させることはできる?
- いいえ、できません。
- スピリット状態で召喚したブレイヴはスピリットとして扱うから、『このブレイヴの召喚時』の効果は「スピリットの効果」になるの?
- いいえ、『このブレイヴの召喚時』効果はスピリット状態で召喚しても「ブレイヴの効果」です。
- アタックしている合体スピリットが破壊されて、ブレイヴだけフィールドに残したとき、そのスピリット状態のブレイヴがアタックを継続するの?
- はい、その通りです。ただし、異魔神ブレイヴの場合、アタックを継続しません。
- 異魔神ブレイヴとスピリット2体が合体しているとき、アタックしているスピリットが破壊されたら、合体している別のスピリットがアタックをしていることになるの?
- いいえ、違います。別のスピリットはアタックしていることにはなりません。
- 合体できるスピリットが2体いるとき、異魔神ブレイヴをその2体に同時に合体できるの?
- いいえ、できません。必ず1体ずつ合体させてください。
- メインステップのブレイヴの合体/分離/交換で、異魔神ブレイヴと合体しているスピリットが別の側の合体条件を満たしているなら、異魔神ブレイヴをスピリット状態にすることなく、左右の合体している側を入れ替えることができるの?
- はい、可能です。
- 疲労しないスピリット状態の異魔神ブレイヴが破壊されたとき、「疲労状態でフィールドに残る」効果を受けたらどうなるの?
- 疲労せずにフィールドに残ります。
- 合体スピリットと手札を入れ替える効果を発揮したとき、そのブレイヴはどうなるの?
- 手札には戻らず、入れ替えた手札と合体して合体スピリットになります。このとき、合体条件を満たさなければ分離します。
バーストについて
- 自分がセットしたバーストの内容は確認できるの?
- はい、確認できます。確認の際に、相手に見えないように注意してください。
- フィールドにセットしているバーストの、指定された条件が満たされたら、必ず表にして効果を使わなければいけないの?
- いいえ、使わなくてもかまいません。その後また指定された条件が満たされたとき、今度は使うということもできます。
- バースト条件を間違えて、表にしてしまったバーストはどうするの?
- 発動できないので、裏向きにして元に戻してください。
- 効果の解決中にセットしたバーストは、その効果がバーストを発動できる条件なら、すぐに発動できるの?
- いいえ、セットした後に発動する条件を満たさなければ、そのバーストは発動できません。
《煌臨》について
- ソウルコアしか置かれていないスピリットに、《煌臨》させることはできる?
- いいえ、《煌臨》が完了したとき、そのスピリットが消滅する場合はできません。
- スピリットとして扱っているブレイヴやネクサスに、《煌臨》させることはできる?
- いいえ、できません。
- 《煌臨》を持つスピリットの下に、【毒刃】などで裏向きに重ねたカードは、煌臨元カードとして扱うの?
- いいえ、扱いません。また、裏向きのカードが重ねられていても、そのスピリットは【煌臨中】にはなりません。
- 自分のライフのソウルコアをトラッシュに置いて《煌臨》したとき、発動条件が「自分のライフ減少後」のバーストを発動できる?
- はい、発動できます。
- 《煌臨》の条件を満たしていれば、《煌臨》しているスピリットに対し、さらに《煌臨》できるの?
- はい、《煌臨》できます。その場合、《煌臨》していたスピリットも煌臨元カードになります。
- 《煌臨》しているスピリットを手札のスピリットカードと入れ替えたら、煌臨元カードはどうなるの?
- 煌臨元カードも手札になります。手札の枚数は増えますが、入れ替えなので手札が増えたことにはなりません。
- 《神煌臨》や《超煌臨》、《契約煌臨》は《煌臨》としても扱うの?
- はい、扱います。それらで煌臨したときも、煌臨時や煌臨したときの効果を発揮します。また、《煌臨》を持つカードとしても扱います。
契約カードについて
- 契約カードをデッキに3枚入れ40枚のデッキを作って、それとは別に初期手札に加える契約カード1枚を用意していいの?
- いいえ、違います。初期手札に加える契約カードもデッキの1枚になるので、初期手札に加える契約カードも含めて契約カードは合計3枚までで、40枚以上でデッキを作成してください。
- 相手によって、手札やデッキから契約カードが破棄されたとき、そのカードを「魂状態」でフィールドに置けるの?
- いいえ、置けません。「魂状態」にできるのは、相手によってフィールドから離れるときだけです。
- 【魂状態】【契約煌臨元】/【スピリット】と書かれた効果を、スピリットで発揮したあとに、「魂状態」や契約煌臨元になった。その効果が「ターンに1回」しか使えない効果の場合、同じターンに発揮できるの?
- いいえ、発揮できません。スピリットと「魂状態」や契約煌臨元で発揮できる効果は、そのカードがフィールドから一度、離れるか、再度、召喚されない限り、ターンに1回の制限はそのまま残ります。
テキストの変更について
- 『このスピリットのバトル時』と書かれた効果はどういう意味なの?
- 『このスピリットのアタック/ブロック時』と同じ意味です。現在では『このスピリットのアタック/ブロック時』と読み替えて裁定します。
- 【合体中】と【合体時】、《封印中》と《封印時》では裁定に違いはあるの?
- 違いはありません。現在では【合体時】は【合体中】、《封印時》は《封印中》に読み替えて裁定します。
- 【チェンジ】から「バトル中ならバトルを続ける」と書かれなくなったけど、入れ替わったスピリットはバトルを継続しないの?
- いいえ、違います。現在は他の入れ替える効果にあわせて「バトル中ならバトルを続ける」という記述が省略されているだけで、入れ替わったスピリットがバトルを続けます。
- 「自分はデッキからX枚ドローする。その後、自分の手札Y枚を破棄する」が「自分はデッキからX枚ドローした後、手札Y枚を破棄する」に記述が変わったけど、「ドローできない」効果を受けているとき、ドローできないから手札を破棄しなくてもいいの?
- いいえ、この効果は記述が変わっただけで裁定はそのままなので、ドローできなくても、手札は可能な限り破棄しなければいけません。
- ネクサスカードやマジックカードの系統が、効果ではなく、系統の欄に書かれるようになったけど、再録されていないカードは効果で系統を持っていることになるの?
- いいえ、ネクサスカードとマジックカードで、条件なく系統を持つ効果を持つカードは、今後、再録されなくても、その系統を、効果ではなく、本来の系統として持っているものとします。
- カード名の一部が、「カード名に「○○○」を含む」と、「○○○」とだけ書かれている場合では、裁定に違いはあるの?
- 違いはありません。現在では、「○○○」とだけ記述されています。ただし、カード名:「○○○」というカード名全体を指定する記述も存在します。
- 「この効果はターンに1回しか使えない」と〔ターンに1回:同名〕では、裁定に違いはあるの?
- 違いはありません。現在では、「この効果はターンに1回しか使えない」は〔ターンに1回:同名〕と記述します。ゲーム中に1回なども同様です。また、「この効果は重複しない」は〔重複不可〕と記述されています。
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