アタックステップでは、相手のライフを減らすため、スピリットやアルティメットで「アタック」(攻撃)することができます。アタックは1体ずつ行われ、アタック宣言から始まる一連の手順を「バトル」と呼びます。
1ターン目(先攻プレイヤーの最初のターン)には、アタックステップがありません。
バトルの手順
❶アタック宣言(バトル開始)
攻撃側(ターンプレイヤー)は、自分の回復状態(縦向き)のスピリットやアルティメットを1体選び、アタックを宣言します。同時に、アタックしたことを示すため、カードを疲労状態(横向き)にしてください。
- この処理が行われた時点で、『アタック時』効果や、「バトルしたとき」に発生する効果が発揮します。
- このターンに召喚したスピリットやアルティメットもアタックが可能です。
- アタックしたスピリットやアルティメットがこのタイミングでフィールドからいなくなっても、バトルは終了せず、❷フラッシュタイミング(1回目)に移ります。
- アタック宣言が行われなかった場合、アタックステップは終了します。
❷フラッシュタイミング(1回目)
フラッシュタイミングは最大2回あり、マジックカードのフラッシュ効果などを使用できます。詳しい手順は「フラッシュタイミングの攻防」をご覧ください。
❸ブロック宣言
防御側(非ターンプレイヤー)は、自分の回復状態のスピリットやアルティメットを1体選び、アタックしてきたスピリットやアルティメットをブロック(防御)することができます。ブロック宣言したときも、アタックと同様に、ブロックしたスピリットやアルティメットを疲労状態にします。
- ブロックが宣言され、処理が行われた時点で、『ブロック時』効果や、「バトルしたとき」に発生する効果が発揮します。
- 2体以上のスピリットやアルティメットで、同時にブロックすることはできません。(一部、例外の効果を持つカードもあります)
❹フラッシュタイミング(2回目)
2回目のフラッシュタイミングは、ブロック宣言が行われた場合にのみ発生します。ブロック宣言が行われなかった場合は、この手順を省略し、❺バトル解決に進みます。
❺バトル解決
ブロック宣言が行われなかった場合
アタックしたスピリットやアルティメットのシンボルと同じ数だけ、防御側のライフに置かれたコアを減らし、リザーブに移します。それから、❼バトル終了に進んでください。
ブロック宣言が行われた場合
アタック/ブロックしたスピリットやアルティメットのBPを比べます。
それから、❻スピリット/アルティメットの破壊に進みます。
- 「バトル解決時」に発生する効果がある場合、ライフを減らす前や、BPを比べる前の段階で効果を解決します。
- ブロックしたスピリットやアルティメットがその後にフィールドからいなくなっても、ブロックは成立しているため、防御側のライフは減りません。
❻スピリット/アルティメットの破壊
❺バトル解決時にBPを比べた結果、よりBPが小さい側は破壊されます。BPが同じだった場合、引き分けとなり、両者とも破壊されます。
破壊されたスピリットやアルティメットはトラッシュに移動し、その上に置かれていたコアはリザーブに戻ります。
- 破壊によって発生する効果がある場合、破壊されたスピリットやアルティメットがトラッシュに置かれる前の段階で効果を解決します。
- [バースト:相手による自分のスピリット破壊後]のバーストは、BPを比べて破壊されたときにも発動できます。
❼バトル終了
この時点で、「バトル終了時」の指定がある効果が発揮します。また、「アタック時」や「ブロック時」、「このバトルの間」などの指定がある効果は、ここで無効になります。その後、「バトル終了後」の指定がある効果があれば、ここで発揮します。
効果の解決が一通り終わったあと、ほかに回復状態のスピリットやアルティメットがいる場合、ターンプレイヤーは再びアタックを宣言できます。❶アタック宣言から手順をくり返してください。
- 「バトルを終了する」効果が発揮したときも、「バトル終了時」の指定がある効果は発揮します。
- アタックできるスピリットやアルティメットがいないときや、これ以上アタックしないことを選んだら、アタックステップは終了します。
フラッシュタイミングの攻防
バトル中に最大2回あるフラッシュタイミングには、マジックカードのフラッシュ効果を使用できます。また、その他のカードが持つフラッシュ効果を用いることもできます。
- フラッシュタイミングには、マジックカードのメイン効果は使用できません(バースト効果も発動できません)。ただし、セットしてあるカードのバースト条件を満たした場合は、バースト効果を発動可能です。
- アタックステップの流れ次第では、フラッシュタイミングがない場合もあります。
フラッシュ使用のルール
フラッシュタイミングでは、防御側のプレイヤーが最初にフラッシュを1つ使う権利を持ちます(使わなくても構いません)。また、使った場合、その時点で効果が解決されます。防御側の効果を1つ使用・解決したら、次は攻撃側が効果を1つ使用・解決し、その次は防御側……という形で、手順をくり返してください。
1人がフラッシュを使わないことを選択したあと、もう1人もフラッシュを使わないことを選択した場合、その時点でフラッシュタイミングは終わります。
- 使用したフラッシュは即座に解決されます。解決前にほかのフラッシュを割り込ませて使うことはできません。
- 自分がフラッシュを使わないことを選択したあと、相手がフラッシュを使用した場合、自分は再度フラッシュを使うかどうかを選択できます。
- 自分がフラッシュを使用したあと、相手がフラッシュを使わないことを選択した場合、自分は再度フラッシュを使うかどうかを選択できます。